オンラインでコンテンツ作成・販売を開始し始めてはや10年。株式会社ディスカバリーの、小澤竜太です。
僕はこれまで、いわゆる「お金を稼ぐ方法を教える情報商材」や、メルマガ・セールスレターライティング・コンテンツ作成や販売などに関するコンテンツ・サービス・コンサルティングを販売してきています。
この記事を書いているのが2022年8月なので、2012年12月に初めてコンテンツを出して、もうすぐ10年になります。
コンテンツセールス累計で2億円以上の売上を上げてきました。僕がここまでやってこれたのも、全て「コンテンツセールス」のおかげです。
ただ、僕はいわゆる「インフルエンサー」ではありません。Twitterのフォロワーも、メルマガ読者数も1,000〜1,500くらい。普段のTwitterの反応も、いいねが10付けばいいほう。
にもかかわらず、ここ5年間、コンテンツセールスで月収100万円を割ったことがほぼありません。
なぜか?それは、「表に出しているコンテンツ・サービスのみならず、バックエンド商品を販売しているから」にほかなりません。バックエンド商品がなければ、今の僕は確実にいなかったです。
ではなぜ、「コンテンツセールスの利益を最大化するために、バックエンド商品を用意する必要があるのか?」について、今回は解説させていただきます。
フロントエンド商品だけだと、一生薄利多売です。
例えば僕、一番最初に出したメルマガアフィリエイト系のコンテンツ「アフィリエイトディスカバリー(すでに販売終了)」は、累計6,155本売れています。
12,800円で6,155本なので、売上はそれだけで6000万円を超えます。我ながら凄まじい売上です(笑)
が…実はこの売上、大半は「アフィリエイターさん」にお渡ししています。実は僕の手元に残る金額は、2%程度。つまり…1件売れるごとに256円!(笑)
100件売れてようやく、25,600円の利益ですよ。これではおまんま食っていけません(笑)
また僕、Brainでも1ヶ月で250本以上を売っています。数字だけ見れば「すごい!」って思いますよね。実際、すごいと思います(笑)売れたのは、こちらのコンテンツ。
こちらのコンテンツ、当初の価格は980円でした。そこから徐々に1,980円 → 2,980円と値上げしております。980円のときに、100件。1,980円のときに150件売れたので、「合計39万5000円」の売上です。そこからBrainの手数料やアフィリエイト報酬を差っ引くと、実は手元には25万円前後が残ります。
250部も売って、25万円の利益…まあ、これが毎月のように続くのであれば、悪くはない。だけど、ようく考えてみて欲しい。「毎月」250部以上売れるコンテンツを、新規のユーザーに向けて、作り続ける必要があるということを。
…だーーーーるくないっすか?(笑)
250部売るって、コンテンツセールスを初めて10年経つ僕でも、簡単じゃなかったですよ。販売開始後だけじゃなく、事前準備もかなりしました。Twitter運用も行い、追加コンテンツ等もガンガン追加し、更に売れるように努力もしました。ある程度セールスが終わってからも、追加特典の作成にかなり追われました。
結果的に、専業としてやっている僕でも、Brainを250本売るのに、1ヶ月半〜2ヶ月はかかっています。専業で、です。それを、毎月??いやいやいやいや…しんどすぎませんか?(笑)
かといって、クオリティの低いコンテンツを出すわけにも行かない。誰もが満足するコンテンツなんてものは不可能ですが、それでも不満足な人が多いコンテンツなんて出したら、次に出すコンテンツもそう思われてしまう。そうなったら終わりです。だからこそ、コンテンツ作成にも時間がかかります。
これを見ているあなたは、1つのコンテンツを作って売るだけでも、かなり大変だったということは、おわかりいただけるかと思います。単発で稼ぐだけならまだしも、月収100万円レベルを稼いだり、ましてや稼ぎ続けるのは、現実的ではない。
じゃあ、どうするのか?そう、バックエンド。商品を買ってくれた人に対して、より高額のバックエンド商品をセールスした。僕が、5年以上もコンテンツセールスで月収100万円をほぼ割らない理由も、バックエンド商品があったからこそです。
フロントエンド商品購入者に、サラっと1通メールを送るだけで、29,800円のバックエンドが100本以上売れた事例
ちなみに…バックエンドが売れた事例を簡単にご紹介します。
あるフロントエンド商品購入者に、サラッと1通のメールでバックエンドを販売しただけで、
- 19,800円の商品が、200件(利益:396万円)
- 29,800円の商品が、100件(利益:298万円)
売れています。なにか特別なセールス手法を使ったわけでも、「つい買ってしまう魔法のキーワード」的な怪しげなものを使ったわけでもありません(笑)
僕がやったことは「フロントエンド購入者が、思わず欲しくなる商品を、ただ置いただけ」です。
それだけで、累計700万円近くを売ることができたんです。
フロントエンドの役割は、バックエンドを売るため
でも、バックエンドが必要という話を聞かされて、こうは思いませんでしたか?
だったら、フロントエンド商品として、いきなり高額商品を売れば良いんじゃないの?それで解決でしょ?
と。そう、それができたら誰も苦労しません(笑)フロントエンド商品には、フロントエンド商品の役割が。バックエンド商品には、バックエンド商品の役割というものがあります。
ここで、「フロントエンド商品」と「バックエンド商品」の役割を明確にしておきましょう。
「フロントエンド商品」の役割はなにか?というと、「バックエンド商品(本命商品)を売るため」です。
「バックエンド商品(本命商品)」を、買ってくれるであろう人を集客するために、「フロントエンド商品(お試し・集客商品)」があるんです。
良いですか?ここ本当に大事ですよ?
これ、一般のビジネスに置き換えれば、非常に分かりやすいです。
フロントエンド ー バックエンドセールスの事例:通販の定期購入
あなたが触れたことがある「バックエンド商品」の代表例は、「通販の定期購入」です。
そう、フロントエンド商品が「お試し」なんですよ。化粧品やサプリを、まずはお試しで1ヶ月使ってもらう。
その上で、本当に良かったなって思った人が、本命商品でもある「定期購入」へ申し込むわけです。ものすごく分かりやすく、身近で代表的なバックエンドの事例ですね。
逆にこの「お試し(フロントエンド商品)」がない状態で、「定期購入(バックエンド商品)」を売ろうとしても…
失敗したらどうしよう…
自分に合うかどうか?分からない…
どんなものか?分からないし…
本当に信頼できる商品(会社)なの?
などなど、色んな不安点があり、申込みに躊躇されるんです。そりゃ、よくわからないものに、毎月高いお金を払うって考えれば、躊躇して当然ですよね。だから、いきなり高額の「バックエンド商品(本命商品)」は、ほぼ購入されません。
あなたは…どんな人かも、どんな知識を持っている人かも、どんなノウハウを持っているのかも分からないような人の、何万円〜何十万円もする高額商品をいきなり購入しますか?しませんよね。
「気になるけど、まずはちょっとお試しで…」という感じで、比較的低価格の商品を購入しようとしますよね。
だからこそ、「バックエンド(本命商品)」を売るために「フロント商品」が必要。逆を言えば、利益を最大化するために、「バックエンド」が必要なんです。
フロントエンド商品・バックエンド商品の双方があって初めて、利益は最大化します。
「フロントエンド商品」は、「バックエンド商品(本命商品)」を売るためにある。いわば「お試し商品」。
「バックエンド商品(本命商品)」を売るために、フロントエンド商品は存在する。
あなたが、バックエンド商品を作る必要がある理由、なんとなく分かりましたか?
バックエンド=コンサル だと、結局売上が伸びない理由
バックエンド商品が必要な理由がわかったところで、もしかしたらあなたは…
なるほど、じゃあまずは低価格のフロントエンド商品を買ってもらって、それからバックエンドとして高額のコンサルを売れば良いんだ!!
と思うかもしれない。これが、第二の間違い。僕も、よくやらかします(笑)
例えばあなたは、980円で購入したコンテンツのバックエンド商品で、いきなり20万円以上もするコンサルティングをセールスされて、購入しますか?しませんよね?
もともと販売者さんのファンであれば、購入するかもしれない。だけど、販売者さんのファンでもなく、単にノウハウを求めてやってきた大半の人にとっては、コンサルティングは魅力的じゃない。つまり、購入しません。
多くの人がやらかしてしまい、そして消えていってしまう最大の理由の1つです。ちなみに僕も同じ失敗を過去に犯しました。
コンサルだけじゃダメです。結局それも売れずに、あなたに利益が残りません。
低価格のフロントエンド商品購入後に、いきなり10万円以上するようなバックエンド商品を購入する人はごく稀。特に個人を対象としたビジネスであればなおのこと。
コンサルティング以外の、バックエンド商品を用意する
フロントのあとに高額のコンサルを売っても、売れない。じゃあ結局…どうすればいいの?
って、思いますよね?答えは簡単で、「コンサルティング以外の、バックエンド商品を用意する」です。
コンサル以外のバックエンド商品を用意し、売る。誰もが、コンサルを求めているわけじゃないんですよ。だってあなたもそうでしょう?
金銭的な問題や、「直接やり取りが苦手な人」だったり、「ノウハウだけが欲しい人」「コンサルを申し込むほど販売者のことを信頼していない」とか、色んな理由がある。だからこそ、コンサル以外のバックエンドを用意する必要がある。
じゃあ、コンサル以外のバックエンドって、何を作る必要があるのか?
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