株式会社ディスカバリーの、小澤竜太です。
先日、Twitterでも告知しましたが…「コンテンツの作り方」という、Brainにも出品している商品を、値上げすることにしました。
今日は、そんな「コンテンツの作り方」を値上げする理由について、お伝えしますね。
値上げの最大の理由
値上げに踏み切った理由は色々ありますが、一番の理由は「この価格で、このクオリティのものを出してしまうと、他の人や、受講者がこの価格かそれ以下でしかコンテンツを出せなくなるから」です。
このコンテンツ、自分で言うのもなんですがコンテンツ作成のスタンダードになるくらい、内容がすごいです。
「コンテンツの作り方にかかれていることをそのまんま真似すれば、売れるコンテンツは間違いなく出来上がるよ」ってくらいには。
それをたった1ヶ月で実証してくれた人が2人も出てきたことから、確信に変わりました。
が、その反面…内容がすごいがために、「こんなすごいコンテンツがこの価格だから、自分はもっと安い値段で…」と、安い値段でコンテンツを出品する人が、出てきてしまった。
これ、僕としては本末転倒です。この「コンテンツの作り方」のシリーズに込められた想いは、「もっといいコンテンツが世の中に広まり、そしてもっと利益を得て欲しい」ということ。
にもかかわらず、
コンテンツの作り方が、2,000円前後で販売されているから、自分のコンテンツの値段は1,000円前後かな…
と、実践者みんなが安売りしてしまったら…「売れているのに稼げない」という状況が出来上がってしまう。これって、本末転倒だなと。
「コンテンツの作り方」受講者のコンテンツも実際にいくつか見ていますが、内容的に「1,000円前後」で売っていいコンテンツじゃないんですよ。5,000円〜10,000円は頂いてもいいレベルのコンテンツ。
安い金額で出すことが正しいと思う人が出てしまった…
Brainを見てても如実に感じるのですが…ほとんどの人が、1,000円〜2,000円前後のかなり安い価格で、販売しています。
もちろん、「実績をつけるため」とか、「バックエンドを売るために」という、明確な理由があればいいと思う。だけども、「他の人がそのくらいの価格だから、自分も…」と、致し方なく安い価格で販売している人が多いのも事実。しかも、意図も無ければバックエンドも用意してないという状態。下手すりゃ、リストすら取ってない。本当に、売って終わりって感じ。
確かに、金額が安いほうが数は売れるかもしれない。だけど、例えば1,000円の商品が200件売れたところで、売上は20万円。そこからアフィリエイト報酬と手数料を差っ引いたら、手元に残るのは6〜7割くらいです。それで生活できるのか?といったら、全くそうではないですよね?
ハッキリ言って、1,000円という価格だろうが、200件売るのは大変です。しっかり販売戦略も練る必要があるし、苦手だろうがTwitterだって頑張る必要もある。だけど、それを毎月出来るか?と言われたら、正直僕も厳しい。ほとんどの人が、途中で心折れてしまうだろう。
僕はこの状況を見て、かなり危機感を感じています。せっかく良いコンテンツをだしているにも関わらず、このままではほとんどの人が、薄利多売で潰れてしまう。
その要因の1つが、「いいコンテンツを出している人が、安売りしてしまっている」という現状なんですよ。当然、まだよくわかってない人は、多くの人が薄利多売している状況に「右にならえ」します。
更に、今回の僕のコンテンツは「コンテンツの作り方」です。コンテンツの作り方を教えている教材が、2,000円前後の価格で販売していたら、そりゃみんな「安い価格で出すことが正しい」と思ってしまって当然です。
コレは、実践する人のためにならない…
ということから、値上げに踏み切りました。
薄利多売の現状から、脱出して欲しい
この記事を見ているあなたには、薄利多売の現状から、一刻も早く抜け出してほしいと思います。
安売りばかりしていいことって、基本的にありません(意図があって比較的安い価格で販売してOKなことも、もちろんあります)。
自分は儲からないし、「安いから」と内容を軽視されるし。つまり、「真剣に実践してくれる人も減る=結果を出す人が減る」ってこと。どんなにいい内容だろうが、真剣に取り組んでくれなかったらそりゃ結果も出ないですよ。お互いに、本当にいいことがない…。
それよりも、しっかり価値を感じてくれる価格で販売し、手にした人が結果を出したほうが、販売者の立場としても嬉しいですよね?しかも、手元に利益も残っていく。
僕自身も、今回のような1,000円〜2,000円前後の価格帯の商品よりも、実は1万円以上のコンテンツの方が多いです。だからこそ、手元にしっかり利益を残すことができているんです。
あなたにもぜひそうなってほしい。実践する人にはもっと稼いでいただきたいし、もっと高い金額で、コンテンツを売って欲しい。安売りしてほしくない。むしろこのコンテンツが、足かせになってほしくない。それが、この値上げに込められた想いです。
ただ、手にする側からすれば、安いに越したことはないというのも、気持ちはわかる(笑)
なので、ぜひ値上げする前に、手にしておいてくださいね。10月13日には4,980円に。11月には、本来の価格9,800円にします。
「コンテンツの作り方」で解説しているやり方に従いコンテンツを作っていただければ、たとえ高額の商品だろうが、売れるコンテンツが出来上がります。
PS1 以前はもっと高い値段がスタンダードでした
以前、けーふさんという方のTwitterスペースで対談した際にお話したことなのですが、「最近、業界全体のコンテンツの価格帯がかなり下がりましたよね」ということ。
それこそ僕がお金稼ぎ系の業界に参入した時は、コンテンツの販売価格って安くても10,000円前後だったんです。「あ、10,000円なら安いね。とりあえず買っておこう」「20,000円前後なら、普通かな」というレベル。
だけども、それから10年経った今…「安いからとりあえず買っておこう」の価格帯って1,000円前後になっています。むしろ
「10,000円?!高すぎ!」というレベル。いいノウハウが手に入りやすくなった反面、今日問題に上げたように、
- 安いからこそ、大事にされない(実践されない)
- コンテンツ販売者が稼げなくなる
という問題も、発生しています。そういった現状も、少しずつでも変えていきたいですね。そういった思いも、「コンテンツの作り方」シリーズには込められています。
まだ手にしていなければ、今のうちに手にしておいてくださいね。
PS2 安売りの全てが悪いわけではありません
この記事を見て勘違いされそうなのですが、安売り=悪いこと というわけでもありません。きちんと意図と戦略を持って、比較的誰でも手にしやすい価格帯で販売するのは、むしろいいことです。
問題なのは、大半の人が意図も戦略もなく、バックエンドもリスト取りもせずに、薄利多売してしまっているという現状。それは本当に本当に、意味がない。たいして利益が残らないのに大変なことをやって終わっているだけです。
意図・戦略を持ってやりましょう。バックエンドしっかり用意して、販売していきましょう。